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日常生活に溢れている英語、街で見かける多くの外国人、インターネットで海外ネットサーフィングなど皆さんは日本国内にいてグローバルな体験をしています。そして今後益々グローバル化が進む社会の中で活きて行かなくてはなりません。「グローバル化」を簡単に言えば、日本以外の習慣や価値観を生活や仕事の中に受け入れ活用することです。
皆さんが留学するアメリカ合衆国は多民族・異文化を持つ人々を社会に受け入れ多様性を持ったダイナミックな国家を形成しています。アメリカ留学は英語のレベルアップやアメリカ文化を体験するだけでなく、違った文化、宗教、習慣、価値観を持つ色々な人々に出会い交流する機会があります。
これは皆さんが将来グローバル社会で活躍する為に必要な貴重な経験になります。 待った無しにグローバル化が進む今、皆さんは日本の教育の枠を飛び越えアメリカの優れた学校で学ぶ機会を持っています。留学で英語能力を高めることは勿論のこと、個性的/創造的な思考を求めるアメリカの教育環境の中で、グローバル・ボーダレス時代に必要とされる知識と教養を学び、国際人として活躍することを「ライチャス」と「マグノリア」はサポートします。
アメリカ合衆国には日本の「文部科学省」のような学校教育を管理する官庁がありません。それぞれの教育機関が200年の歴史の中で独立性や多様性、学問の自由を育てました。留学生の皆さんは、世界で最も民主的で開放的なアメリカの自由闊達な教育をエンジョイしています。
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1.アメリカの高等教育を目指す世界の若者たちは、2002年度統計によるとアメリカの大学と大学院で世界200カ国以上から約60万人の留学生が就学しています。
日本人留学生総数は約46千人です。(前年比0.7%増、全米の留学生総数の8%)アジアの国々が上位1〜4位を占めておりインド67千人、中国63千人、韓国49千人に次いで日本は第4位です。
(「本当に役に立つ世界の大学」ニューズウイーク日本誌2003年10月8日号より)
2.4200校の大学ネットワーク @コミュニティカレッジ(2年制大学) 全米で約1200校あります。
一般的に4年制大学に進学するためのアカデミックコースと職業専門コースのプログラムがあります。 1)入学が比較的容易である、 2)ESL英語プログラムが充実している、 3)コストが安い、 との理由からワシントン州のコミュニティーカレッジは日本の留学生に人気があります。
ワシントン州ではコミュニティーカレッジ入学にTOEFLで 170点(ペーパーテストで500点)前後が必要ですが、テスト結果が合格基準に達しない場合は、大学が提供しているESL英語プログラムに入学してから後で普通課程に編入することができます。
また、2年生終了後に4年生総合大学に3年生から編入することが可能です。 Aテクニカルカレッジ(公立) 実務訓練を目的とした教育プログラムを提供しています。高校卒業後、又は社会人でも入学して多様な資格の取得を目指すことができます。
例としては、ダンス、写真、ホテルマネージメント、美容、グラフィックデザイン、その他多くの専門分野の修学プログラムがあります。
B4年制大学(州立、私立) 全米で約2300校あります。 州立大学は多数の専門学部(カレッジ)が集まった総合大学(ユニバーシティ)が中心です。私立大学は比較的に規模が小さく専門分野に力を入れているところが多くあります。
ワシントン大学やミシガン大学など州立総合大学やスタンフォード大学やハーバード大学などの有名私立大学などのトップクラスの大学も含め4年制大学は優秀な学生を集める為に優れた教授陣と最新の設備を整えて世界トップレベルの教育プログラムを提供しています。留学生が入学するためにはTOEFLで170〜210点(ペーパーテストで500〜550点)が必要です。
C大学院(州立、私立) 4年制大学の院生コースとして修士課程(MA)が約750校、博士課程(Ph.D)が約450校あります。
文学、人類学、経済学などの学術系の専門分野や科学、工学、建築学などの技術系の専門分野の最高峰の教育、研究プログラムを提供しています。 成績優秀であれば留学生にも奨学金や授業料免除などの優遇制度を提供している大学院も多くあります。その他に医学校(メデイカルスクール)や法学校(ロースクール)などがありますが、日本人に人気がある経営学(MBA)も一般の大学院とは異なりビジネス課程がビジネススクールとして独立しています。TOEFLで210〜250点(ペーパーテストで550〜600点)、その他に大学院の場合はGRE(MA、Ph.D)、MBAの場合はGMATの試験を受ける必要があります。
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1.高校留学への道
日本の中学を卒業後又は高校を中退してアメリカの高校に入学又は編入する留学生が増えています。 高校卒業を目標にした私費留学や1年間の交換留学プログラムを通してアメリカの高校に入学するなどいろいろなケースがあります。
アメリカには公立と私立の高校があります。私立高校はクリスチャン系の学校と独立系の高校があり、総じて少人数クラス制度を導入して先生と生徒が近い学習環境を提供しています。 私立校の中には留学生の為に寮がある学校や英語クラス(ESL)を提供している学校もあります。
高校留学のメリットは英語の習熟度が早いことです。日本の学生は基礎的学力が高いため理系教科の英語対応は比較的に容易です。また文系教科も適応能力と柔軟性がある年齢なので、短期間でキャッチアップして行くことができます。一般的にアメリカの高校を卒業できる力があればアメリカの大学へ進学する為に必要な英語コミュニケーション能力は習得しています。そして進学の際には日本の大学か?(多くの大学がアメリカ高卒の入学を認めています)アメリカの大学か?と進学先の対象校が広がります。
当初英語の習熟度が不十分でも学生の基礎学力、生活習慣、気質など留学時における好奇心や異文化に適応する意欲的な姿勢が高校留学を成功させる大切な要素です。長期留学を検討するに当たって春休みや夏休みを利用してマグノリアが提供している短期留学プログラムに参加して一度短期の体験留学をすることをお勧めします。
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2.高校卒業後の進路は英語課程や大学留学
最近、日本の有名進学校の高校生が国内の一流大学に進学せずに海外の大学へ直接留学するケースが増えています。以前は留学生のイメージは「日本の大学に入れない落ちこぼれ」でしたが、最近は初めから海外の大学を第1志望に選ぶ学生が多くなっています。
特に学校制度が柔軟で学生の個性を尊重するアメリカの大学や高校は人気があります。今後益々学生たちはグローバル社会に必要な知識と教養を身につける為に国内外を問わず魅力のある大学に進学するでしょう。
(「有名59高校の海外進学力」 読売ウイークリー誌2003年10月19日号より)
高校在学中の早い時期から留学準備をする為にTOEFLテストを定期的に受けることをお勧めします。また留学する際に英語力が十分でなければ、アメリカの大学は留学生の為に英語ESLコースを提供しているので英語の勉強からスタートすることができます。
また先ず比較的に入学し易い2年制のコミュニティカレッジに入学して1年と2年課程を修了後、希望する4年制大学に編入して3年と4年課程を修了し学士号(BA)を取得して4年生総合大学を卒業することもできます。アメリカでは留学生に多様な進学と就学の道が開かれています。
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| 3.大学在校中に交換留学、卒業後に留学、社会人の留学
日本の就職難が原因か?または更なるキャリアアップを求めてか?最近日本の大学を卒業した後アメリカの大学院や専門学校に私費留学する若者が増えています。
また日本の大学に在学中にアメリカの大学に1年間留学して日本の大学が認める単位を取る単位交換プログラムも日米大学間で盛んです。
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